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ご案内

今後の取り組み

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我が国は戦後、様々な苦難を乗り越え、高度な工業化を達成し、技術水準、生活水準の高い、経済発展が大きく進んだ先進国となりました。しかし、1980年代からバブル経済を迎え、消費に明け暮れた日本は、その後の世界的な経済不況と共に次第に衰退していきました。

その結果、貧富の差が著しくなり、高齢化社会が抱える介護問題や医療費の高騰、「がん」や「心疾患」、「脳血管疾患」が医療費全体の3割を占める事態となり、身体のみならず自殺者が増加し続け、先進国のなかでも突出した事態となっております。このような心身の健康問題は、生活習慣や社会的な環境などが大きく関与しておりますが、物の豊かさや利便性を追求し続けてきた価値観の結果であると言っても過言ではありません。行政においても様々な健康づくりの施策を展開していますが、顕著な改善結果としては現れておらず、個人の考え方や生き方(生活習慣)、価値観を変えることは容易なことではありません。

ところが、ある調査によると、2011年の大震災以降、働く目的もお金という価値ではなく、家族の為、社会貢献といった欲求に変化してきており、自己中心的な価値観を大きく転換する時期にきているのかもしれません。また、そうした社会の流れに伴い、医療もその人の病気症状の改善を図るばかりでなく、心の状態や家庭での生活習慣、社会的環境などから多面的に原因を探り、一人ひとりに相応しい新たな医療が求められています。

南九州療院では、健康を身体、心、霊性(スピリチュアリティ)は一体のものと捉え、その人の生きてきた物語を踏まえ、「心と体の調和と健康」を地域と一体となってサポートしています。具体的には各種健康法を通して「人間に内在する自然治癒力を高め、活かすことによって、自然に順応した健康的な生活習慣を身につけていく」という考え方、生き方までを見つめた包括的なケアに取り組むことであります。

そして、人生をより健康で豊かなものにしていくことこそが、本来の医療のあるべき姿であり、療院を中心に一人ひとりの健康管理をしていくことが、より良い社会を築いていくことになると考え取り組んでいます。

南九州療院
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統合医療とは

統合医療1

【西洋医学と相補・代替医療を統合した医療です】
世界には、西洋医学以外にも東洋医学をはじめ精神療法、アロマテラピー。マッサージ、気功など、「相補・代替医療」と呼ばれる数多くの療法があります。アメリカやヨーロッパでは、相補・代替医療による診療が西洋医学と肩を並べて普通に行われています。西洋医学一辺倒の考え方から脱却して、患者を中心に相補・代替医療を統合し、患者に適したあらゆる医療の可能性を取り入れようとするのが「統合医療」です。

統合医療2
      

【一人ひとりに最もふさわしい治療方法を一緒に考え、それを提供する医療です】
慢性疾患や、心に起因する病気、病後のリハビリーテションなどでは、体質やライフスタイル、家族関係なども症状の改善に影響を及ぼします。「統合医療」は、その人の病気症状を取り除くことだけを目的としたものではなく、身体と心、スピリチュアリティを含めた状態や、家庭での生活習慣、社会的環境など多面的に見つめ、一人ひとりに最もふさわしい治療方法を一緒に考え、それを提供します。

統合医療3

【病気予防を大事にする医療です】
生活習慣病の蔓延、医療費の高騰にと伴う個人負担の増加などもあって、日頃から健康について考え、予防や保健に努め、健康的な生き方を求める人が増えています。「統合医療」は、自然治癒力を高めて病気にならないようにする、つまり病気を予防することを第一義に考えます。QOL(生活の質)の向上を図り、生活習慣や環境改善を含めた総合的な健康づくりに取り組むものです。

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